気を引き締める

ついこの前まで読んでいたメンタルトレーニングの本に、「気を引き締める」ということについて書いてありました。
大会中などにこの言葉を言われた記憶のある方も多いんではないでしょうか?

監督に「気を引き締めていけ!!」と言われて、皆さんはどういう風に受け止めたでしょうか?
何処と無くいつもより緊張感を持って試合や練習に臨んだとか、何と無く頑張らなきゃと思ったとか、具体的に何をしたらいいんだろうと思う人がほとんどではないでしょうか?

この「気を引き締める」という行為は日本独特のものだそうです。
「相手がどうであろうと、自分たちの能力を最大限発揮しろ!!」「自分たちのプレーをしっかりやれ!!」
そういう感覚で使われる表現だと思います。

しかし、能力を発揮する上では気を引き締めるだけでは足りないそうなのです。
その本によると、引き締めるための「気」が無ければダメなんだそうです。

気を溜める➡︎気を練る➡︎気を締める➡︎その気をプレーとして発する

上記のようなプロセスが重要だと記述してありました。

「気」というと非科学的なものの象徴の1つではありますが、こういうプロセスを意識してみるのも面白いかもしれません。
このプロセスについては徐々に明かしていきたいと思います。